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J3(3日) 福島U 執念のドロー

【福島ユナイテッドFC-SC相模原】後半終了間際、同点のゴールを決め、喜ぶ福島U・MF村岡(中央)

  J3の第20節は3日、各地で5試合を行った。福島市のとうほう・みんなのスタジアム(あづま陸上競技場)で12チーム中6位のSC相模原と対戦した、同7位の福島ユナイテッドFC(福島U)は2-2で引き分けた。第15節・ブラウブリッツ秋田戦の勝利以降、1敗の後、4試合連続の引き分け。6勝8敗6分けの勝ち点24で、順位は7位のまま。次節は10日午後3時30分から、とうほう・みんなのスタジアムで8位のU-22選抜と戦う。

とうスタ(福島U1分け1敗)
福島U 2(0-0)2 相模原
     (2-2)
勝ち点24       勝ち点25

▽得点者
【福】金弘淵(後17分)村岡(後46分)
【相】高原(後6分)曽我部(後13分)
観衆4,163人

 【評】福島Uは2点差を追い付く粘りを見せ、勝ち点1を手にした。前半はサイドから相手守備陣の背後を突くボールなどで攻めたが、7本のシュートは得点に結び付かなかった。後半は13分までにセットプレーなどで2点を失う苦しい展開に。ゴール前を固める相手に苦しんだが、我慢強く攻め続けた。17分にFW金弘淵、ロスタイムにMF村岡拓哉が決めて引き分けに持ち込んだ。

■村岡劇的ゴール 移籍後初、ロスタイム

【ピッチサイド】
 今季最多となった4163人の観客が沸いた。福島Uは後半ロスタイム、MF村岡拓哉の劇的なゴールで辛くも引き分けた。村岡は「何とか勝ち点を取れて良かった」とJ2湘南から移籍後10試合目での初ゴールに胸をなで下ろした。
 同点弾は練習の成果が実った。コーナーキックでのゴール前、コーナーから近い選手が遠い場所に動いて場所を空け、そこに別の選手が飛び込む形だ。村岡はDF野田明弘がコーナーキックを蹴る直前、空いたスペースに走り込み、ボールを肩付近で相手ゴールに押し込んだ。
 決めた直後は仲間と喜び合ったが、試合後は「先制して逃げ切るのが理想」と不満を口にした。栗原圭介監督は「よく追い付いたのか、残念なのか、心の整理がつかない」と白星から5試合遠ざかっているもどかしさを表現した。
 8月は10日のU-22選抜戦、24日の藤枝MYFC戦と本県での試合が続く。後半17分に1点目につながるミドルシュートを放ったMF橋本拓門は「勝ちにこだわり、サポーターと喜びを分かち合いたい」と気持ちを引き締めた。

■3試合4得点ひげで験担ぎ FW金弘淵
 ○...0-2の後半17分に反撃ののろしを上げる1点目を決めた福島UのFW金弘淵は「こぼれ球にうまく反応できた」と振り返った。MF橋本拓門のシュートを相手GKがはじいたところを冷静に決めた。18節・FC琉球戦から3試合で4得点と好調。「験担ぎになっている」と琉球戦の前から伸ばしている顎ひげをさすった。

■けがから復帰「次こそ無失点」 DF大原
 ○...右肘の骨折から復帰し、5月25日の第13節・グルージャ盛岡戦以来の出場を果たしたDF大原卓丈は「観客が多くて気持ち良かった」と充実した表情を見せた。肘が完全に伸びないなどの後遺症は残るが、ホームでの勝利のため強い気持ちで試合に臨んだ。2失点を反省し「次こそは無失点で」と力を込めた。

■元日本代表、児童と交流 名波、宮本さんらミニゲーム
 J3の福島ユナイテッドFC戦と復興支援試合の前には、とうほう・みんなのスタジアムで元日本代表選手らによるサッカー教室が開かれた。県北地方の小学5、6年生の64人が、リフティングやミニゲームで名波浩さん、宮本恒靖さんらと交流した。
 福島市の杉内聖弥君(12)=荒井サッカースポ少、荒井小6年=はミニゲームで福西崇史さんらと対戦した。「ドリブルの技術や守備がすごかった」と刺激を受け、「将来は日本代表に入ってブラジルと対戦したい」と夢を掲げた。
 大玉村の熊田涼斗君(10)=大玉FC、玉井小5年=は「パスなど仲間とのやりとりの一つ一つを大切にするよう教えてもらい、勉強になった。今回の経験を生かし、もっと上手になりたい」とうれしそうに語った。

■本県関係の出場者
▼盛岡・GK横山卓司(富岡高卒)フル出場

■次戦 8月10日
VS U-22
(15時30分・とうスタ)

カテゴリー:公式戦 試合結果

【福島ユナイテッドFC-SC相模原】後半終了間際のゴールで引き分けにし、サポーターにあいさつをする福島Uイレブン

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