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夢の時間明日の力に 福島で復興支援試合 「華麗な技に感激」 サッカー元日本代表と対戦の高校生

試合を終え、名波さん(左)と触れ合う県北地方の高校生

  サッカーの元日本代表選手らを相手に、若い力が躍動した。3日、福島市で行われた復興支援試合「MIFA&J-LEGEND FC対県高校生混合チーム」。憧れの選手らの胸を借りた県北地方の高校生らは「貴重な経験を今後に生かしたい」と声を弾ませた。元日本代表選手らは「サッカーを通じて福島を応援し続ける」と約束した。「福島民報スペシャルマッチ」として行われた福島ユナイテッドFC(福島U)のホーム戦にも観客から熱い声援が飛んだ。
 県高校生混合チームのFWで出場した金丸昂寛君(18)=本宮高3年=はシュート3本を放った。得点は奪えなかったが、「元日本代表選手はボールに対する反応が速かった」と充実感をにじませた。試合後、元日本代表の宮本恒靖さんから「彼に渡してほしい」との伝言とともに、試合で着用した「MIYAMOTO」の名前入りユニホームが届いた。「自分のプレーを認めてもらえたのかもしれない。一生の宝物にしたい」と目を輝かせた。
 主将のGK丹野雄介君(17)=聖光学院高3年=は「さまざまなプレーを織り交ぜながらゴールを狙ってきたことが印象的だった」と、日本のサッカーをけん引してきた実力者の技術に感動した様子。指導者や審判員として活躍することが目標で、「貴重な経験を生かすとともに、学んだことを伝えたい」と将来を見据えた。
 MFの渡辺海翔(かいと)君(16)=福島高2年=は「感激した。(元日本代表の)名波浩さんの華麗な技を生で見ることができて、うれしかった」と笑顔を浮かべた。主将を務める同校サッカー部は部員が11人しかいない。「今回の体験が励みになった。少ない部員でも頑張って強いチームにしたい」と意気込んだ。

■「今後も福島応援」 名波、中山、宮本さん
 「MIFA&J-LEGEND FC」の一員として出場した元日本代表選手は、今もなお衰えない技術で県民を魅了した。
 かつての名選手に参加を呼び掛けた名波浩さんは、ゴールポストを直撃するフリーキックを放つなど観客を沸かせた。「試合が少しでも県民の力になったのなら、うれしい。若々しい高校生に自分たちも元気をもらった。今後も福島復興を応援したい」と心地よさそうに話した。
 中山雅史さんは現役時代さながらに前線でボールを追った。「精いっぱいのプレーを見せた。抑えようと挑んでくる高校生の姿勢が素晴らしかった」と笑顔を見せた。県民に「福島ユナイテッドFCが勝てば福島が盛り上がる。一丸でサポートしてほしい」とメッセージを送った。
 宮本恒靖さんは「元気な福島の高校生たちとプレーできて楽しかった」と汗を拭った。平成18年5月にはワールドカップ日本代表として国内最終合宿でJヴィレッジを利用したことに触れ、「Jヴィレッジには特別な思い入れがある。早く元通りになってほしい」と早期復興を願った。

■楽しかった GAKU-MC 桜井和寿さん
 復興支援試合を企画し、「MIFA&J-LEGEND FC」の選手として試合に臨んだミュージシャンGAKU-MC(ガクエムシー)さんは終了後、「幸せな時間だった。大好きなサッカーで多くの人たちが笑顔になれた。また福島に来たい」と充実感を口にした。
 試合に出場したミュージシャン桜井和寿さん(Mr.Children)は「大勢の人たちが会場を訪れてくれた。最高に楽しかった」と語り、県民に「サッカーで盛り上がり、元気になってほしい」とエールを送った。

カテゴリー:ニュース

高校生と競り合う中山さん(左)

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