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福島U執念の勝利 後半果敢な攻め 最後まで主導権渡さず

【福島ユナイテッドFC-FC琉球】後半13分、先制ゴールを決める福島UのDF大原(左)
 今季9勝9分け15敗
 福島市のとうほう・みんなのスタジアム(あづま陸上競技場)で23日に行われたサッカーJ3最終節で福島ユナイテッドFC(福島U)はFC琉球を2-1で下し、来季に弾みをつける勝利を収めた。スタンドには今季のホームゲームで3番目に多い1929人が駆け付け、声援を送った。

とうスタ(福島U2勝1分け)
福島U 2(0-0)1 琉球
    (2-1)
勝ち点36      勝ち点34
▽得点者
【福】大原(後13分)時崎(後47分)
【琉】浦島(後46分)
観衆1,929人

 【評】後半開始から果敢に攻め込んだ福島Uが最終節を白星で飾った。両チームともにリスクを冒した攻撃を避け、前半は0-0に終わった。福島Uは後半13分にゴール前でパスを受けたDF大原が左足で流し込み、先制した。後半ロスタイムにパワープレーを仕掛けた琉球に追い付かれたが、1分後にペナルティーエリア内で縦パスを受けたFW時崎がゴールを決め、勝利をもぎ取った。

■ピッチサイド
 攻めあぐねた前半の鬱憤(うっぷん)を晴らすかのような、果敢な攻撃だった。「スピーディーに、ゴールへのトライ回数を増やそう」。栗原圭介監督の指示に応えるように前半3本だったシュート数は後半8本を数えた。後半ロスタイムに一時追い付かれたが、ゲームの主導権を握り続けた。
 セットプレーで前線に上がっていたDF大原卓丈の左足が、流れを一気に引き寄せた。先制点を決める4分前、同じくゴール前で決定機を外した。「今度は必ず決める」。冷静にシュートコースを見極め、ゴールネットを揺らした。
 右臀部(でんぶ)を痛め、前半25分に退いたMF安東輝に代わって出場したMF益子義浩も、しっかりと役目を果たした。同じく中盤を担うMF橋本拓門と組織的に連動し、好機を演出した。退団が決まっている益子は「最後に福島のファンに喜んでもらえて良かった」と汗を拭った。
 33試合中、引き分けが9と、勝ち切れない試合が多かった今季の福島U。最終節、そしてホームゲームでつかんだ劇的な勝利は、J3参入2年目となる来季に大きな希望をつないだ。

■温かい応援に力をもらった 退団のDF清水
 ○...今季で退団するDF清水純は先発フル出場を果たし、「試合を終え、感慨深いものがあった」と振り返った。最終節も体を張ったプレーで守備陣の要となった。今後は引退、移籍を含めて未定だが、「福島でプレーできたことは自分にとってプラスになった。温かい応援に何度も力をもらった」と感謝した。

■来季はシュート精度向上誓う FW金弘淵
 ○...後半17分から出場したFW金弘淵は、チームを勢いづけようと攻め込んだが、無得点に終わった。今季7得点はチームトップ。一方で、「決めるべきときに決められない試合があった」と、反省材料のほうが多いという。チームを支えるストライカーは来季を見据え、「シュートの精度に磨きをかけたい」と誓った。

■長野2位でJ2入れ替え戦進出
 J3最終節では、長野がYS横浜に6-1で大勝して勝ち点69の2位となり、J2で21位の讃岐との入れ替え戦進出を決めた。第1戦は30日に長野のホーム、第2戦は12月7日に讃岐のホームで行われる。
 藤枝に1-0で勝った町田が勝ち点68で3位。既にJ2昇格と優勝を決めていた金沢は相模原を4-0で退け、同75とした。
(全日程終了)

カテゴリー:公式戦 試合結果

最終節で勝利し、喜びをかみしめる福島Uの選手

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