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福島U 宿敵制圧 DF戸川 決勝ゴール

チームの今季初得点となる先制点を決め、仲間の祝福を受ける福島UのDF戸川(4)
 22日に福島市のとうほう・みんなのスタジアム(あづま陸上競技場)で行われたサッカーJ3第2節で、1―0で今季初勝利を飾った福島ユナイテッドFC(福島U)は東北社会人リーグ時代からのライバル・グルージャ盛岡(岩手)を相手に、的確なパス回しと落ち着いた守備で主導権を握り、待望の今季初の「勝ち点3」を獲得した。
 福島Uの次節は29日午後1時から、横浜市のニッパツ三ツ沢球技場でY.S.C.C横浜(神奈川)と対戦する。

 【評】福島Uが先制点を守り切った。福島Uは前半から細かなパス回しで中盤を支配し、試合の主導権を握ると前半33分、DF戸川がシュートを決めた。後半はロングパスとショートカウンターで逆転を狙う盛岡に押される場面もあったが、守備陣が最終ラインでボールをはじき返し、盛岡に決定機をつくらせずシュート3本に抑えた。

■ピッチサイド 「東北ダービー」堅守光る 最年長 チームに力 戸川
 盛岡との「東北ダービー」を制し、勝ち点3を奪った福島U。チーム最年長のDF戸川健太が攻守に存在感を示した。
 前半33分、スローインから右サイドでパスをつなぎ、DF野田明弘がクロスを上げる。中央で待ち構えた戸川は、相手DFの上から、頭でゴール左隅にたたき込んだ。「コーナーキックで前線に上がったまま残っていて良かった」。体調不良でFW茂木弘人(福島市出身、聖光学院高卒)を欠く中、栗原圭介監督は「チームに勇気とパワーを与えるゴールだった」と高く評価した。
 守備でも冷静な判断が光った。盛岡の鋭いカウンターを警戒。最終ラインの細かい上げ下げでDF陣を統率した。後半、盛岡にボールを持たれても戸川は「失点する気はしなかった」と落ち着いて臨んだという。
 「DFが試合全体を最も見渡せる」と語る。開幕戦は若い選手に硬さがあるように映ったが、この日は積極的なプレーだった。「勝ち続けることが自信になる」。加入から2カ月。33歳のベテランはチームの柱になりつつある。

■待望の初先発 持ち味生かす FW田村
 ○...J3初先発を果たした福島U所属2年目のFW田村翔太は「つかんだチャンスを生かしたかった。自分の持ち味は出せたと思う」と充実した表情を浮かべた。得意とするスピードあるドリブルで左サイドを突破し、攻撃の流れをつくった。「定位置を獲得するためにも次の試合では得点を挙げたい」と活躍に意欲を見せた。

■先発フル出場 攻守で存在感 MF安東
 ○...先発フル出場したMF安東輝は持ち味の体の強さを生かし、1対1の競り合いでボールを奪い、相手の攻撃の芽を摘んだ。攻撃面でも積極的に前線まで駆け上がり、好機を演出するなど存在感を見せた。「開幕戦の敗戦を引きずらずにポジティブな気持ちで試合に臨んだことが良かった」と好調の要因を語った。

■Winning bonus 福島Uに賞金10万円 アイレ
 試合終了後、今季から福島Uのスポンサー企業のアイレが設けた賞金「Winning bonus」が福島Uに贈られた。
 贈呈式ではアイレの荒江健常務が、代表で先制ゴールを挙げ勝利に貢献したDF戸川健太に10万円の目録を手渡した。
 「Winning bonus」は今季のホーム戦で福島Uが勝利した場合、アイレからチームに贈られる。

カテゴリー:公式戦 試合結果

荒江常務から目録を受ける戸川(左)

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