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福島1―1盛岡 福島U 3連勝逃す

【福島ユナイテッドFC―グルージャ盛岡】後半30分、FW茂木(右)が右足で先制ゴールを決める
 明治安田生命サッカーJ3は7日、各地で第15節の6試合を行い、福島ユナイテッドFC(福島U)は福島市のとうほう・みんなのスタジアム(あづま陸上競技場)でグルージャ盛岡(岩手)と対戦し、1-1で引き分けた。福島Uは3連勝を逃したものの、勝ち点を19に伸ばした。順位は13チーム中、6位で変わらない。福島Uの次戦は14日午後1時から、秋田市のあきぎんスタジアム(八橋運動公園球技場)で9位のブラウブリッツ秋田(秋田)と対戦する。

■先制点守れずドロー

とうスタ(福島U1勝1分け)
福島U 1(0―0)1 盛 岡
      (1―1)
5勝4分    2勝5分
け5敗     け7敗
(19)      (11)
▽得点者【福】茂木(後30分)【盛】林(後39分)
▽観衆 1599人

 【評】福島Uが先制点を生かせず、盛岡と引き分けた。前半はFW金弘淵、FW田村の決定機を含めシュート5本を放ったものの、フィニッシュに精度を欠いて無得点で折り返した。後半30分、FW村岡のロングスローからのこぼれ球を途中出場のFW茂木が右足で決めた。39分に中盤のパスミスを盛岡にさらわれ、逆襲から同点を許し、勝ち点3を逃した。

■ピッチサイド 茂木待望初ゴール 後輩の前で勝負強さ発揮
 FW茂木弘人(福島市出身、聖光学院高卒)が後半30分、盛岡ゴール前の密集からこぼれ球を右足で捉えた。気迫のこもったシュートはDFやGKの間をすり抜け、ネットを揺らした。「背番号7」の待望の初ゴールに、スタジアムはこの日一番の歓声に包まれた。
 ベンチスタートの茂木は選手間の距離が開いて前線が孤立している、と前半の戦況を分析。後半11分にピッチに立つと中盤で積極的にゲームメークに加わった。警戒する盛岡守備陣からファウルを受ける中、ベテランらしいプレーで試合を落ち着かせ、得点シーンで勝負強さを発揮した。「出遅れたが、地元で1点取れて良かった」と表情を崩した。
 J1神戸から今季、県民の期待を背負い福島Uに加入した。3月の開幕戦で先発したが、その後はけがや虫垂炎に見舞われた。約2カ月間戦列を離れたが、プロ13年間、J1・J2通算で260試合出場の経験から焦らず調整してきた。5月24日の富山戦の後半に実戦復帰。続く横浜戦にも途中出場し、試合感覚や体調を徐々に戻した。
 特別な発奮材料もあった。先月に母校の聖光学院高を訪ね、全校生徒へ招待券を贈った。応援席にサッカー部員らが陣取り、自分の名前を叫んでくれた。「後輩の声援は聞こえていた。力になった」と感謝した。
 チームは今季、とうスタで7戦1勝と勝てない状況が続く。この日も終盤に追い付かれ、初の3連勝と3月以来の地元での白星は果たせなかった。上位浮上の鍵を握る茂木は「次こそ勝利につながるゴールを奪う」とさらなる貢献を約束した。

■J出場回数 103試合達成 DF野田明弘
 DF野田明弘は古巣のJ2岐阜と合わせてJリーグ出場回数103試合に達した。100試合到達を祝うセレモニーが行われ、妻の泉美さんと3月に生まれた長女の桃叶(ももか)ちゃんから花束を贈られた。この日も右サイドで上下動を繰り返してチームを支えたが、メモリアルゲームを勝利で飾れず。「もう1点取るチャンスはあった。勝ちたかった」と残念がった。

■福島U次戦(6月14日)
VS秋田
(13時・A-スタ)

■本県関係の出場者
▼盛岡・GK横山卓司(富岡高卒)フル出場
▼山口・DF小池龍太(JFAアカデミー福島出身)フル出場

カテゴリー:公式戦 試合結果

泉美さん、桃叶ちゃんから花束を受けた野田(左)

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