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福島1─0鳥取 福島U劇的勝利 東邦銀・民報スペシャルマッチ

【福島ユナイテッドFC―ガイナーレ鳥取】後半ロスタイムに決勝点を挙げ、サポーターの元へ走る福島Uの戸川(左)ら
 明治安田生命サッカーJ3は2日、各地で第24節の6試合を行った。福島ユナイテッドFC(福島U)は福島市のとうほう・みんなのスタジアム(あづま陸上競技場)でガイナーレ鳥取(鳥取)と対戦、終了間際の決勝点で1-0で勝った。福島Uはホームで第2節盛岡戦(3月22日)以来の勝利。連敗を3で止め、4戦ぶりの白星で勝ち点を30とした。順位は7位に浮上した。東邦銀行・福島民報スペシャルマッチとして行われ、今季最多の3207人が観戦した。福島Uの次戦は9日午後5時から、長野市の南長野運動公園総合球技場で3位のAC長野パルセイロと対戦する。(30面に関連記事)

■7位に浮上 後半ロスタイム DF戸川決める

とうスタ(福島U2勝)
福島U 1(0―0)0 鳥取
     (1―0)
8勝6分    10勝3分
け8敗     け9敗
(30)      (33)
▽得点者【福】戸川(後50分)
▽観衆 3207人

 【評】福島Uが劇的な決勝点で鳥取を下した。福島Uは序盤からボールを支配し、FW茂木を中心に攻めた。前半43分にはFW金弘淵のシュートがポストに阻まれ、無得点で折り返した。後半は守備に回る時間が増えたものの、GK植村を中心に無得点で抑えた。ロスタイム、途中出場のDF戸川がコーナーキックからのこぼれ球を右足で押し込み、試合を決めた。

■ピッチサイド 「持ってる男」復帰弾
 今季最多となる3207人の観衆が待ち望んだ歓喜は、終了間際に訪れた。後半ロスタイム。負傷明けで途中出場のDF戸川健太が、コーナーキックからのこぼれ球を右足で押し込んだ。チーム最年長の34歳の復帰弾が約4カ月ぶりのホーム勝利を呼び込んだ。
 戸川は5月17日の第12節U-22戦で左足かかとを痛めて戦線を離脱。リハビリに2カ月半を費やしたが、大けがを何度も乗り越えてきたベテランに焦りはなかった。2日前の31日にようやく全体練習に戻ると、この日は出場停止や負傷で守備陣の層が薄く、緊急措置でベンチに入った。
 猛暑下のゲームは総力戦の様相を呈した。後半30分にDF福岡将太が足をつった局面で、背番号4に声が掛かった。体は本調子に遠くとも、経験に裏打ちされた嗅覚は生きていた。「セットプレーの得点は得意」と話す通り、最後のコーナーキックで相手DFのマークを駆け引きで外し、フリーでこぼれ球を迎えた。
 戸川は前回ホームで白星を挙げた盛岡戦でも決勝点を決めている。「ゴールは出来過ぎ」と照れる「持っている男」の復活劇は、地元サポーターを酔わせるのに十分な幕切れだった。

■決勝点の起点に FW横野
 ○...後半ロスタイムに投入されたFW横野純貴は「ゴールへの気持ちを出せた」と殊勲のプレーを振り返った。投入直後のコーナーキックを頭で合わせた。枠を捉えた一撃は鳥取DFに防がれたが、こぼれ球が決勝点につながった。観客席で見守った札幌時代の先輩中山雅史さんの前で得点に絡み、「さらに成長した姿を見せたい」と闘志を燃やした。

■初スタメン 完全燃焼 DF福岡
 ○...初のスタメンとなったDF福岡将太は「楽しかった」と声を弾ませた。途中出場の前節・山口戦で失点に絡み、挽回を期していた。自陣から敵陣深くまでドリブルで持ち込むなど、若さあふれるプレーで仲間を勢いづけた。終盤に足をつり、退くまで完全燃焼した19歳は「90分間戦える体をつくる」と一層の向上を誓った。

■両チームに花束
 鳥取戦は東邦銀行・福島民報スペシャルマッチとして行われた。キックオフに先立ち、東邦銀行の阪路雅之専務、福島民報社の矢森真人専務が福島Uの石堂和人選手、鳥取の川鍋良祐選手に花束を手渡した。

■福島U次戦(8月9日)
VS長野
  (17時・南長野)

■本県関係の出場者
▼盛岡・GK横山卓司(富岡高卒)フル出場
▼山口・DF小池龍太(JFAアカデミー福島出身)先発出場し後半35分に交代

カテゴリー:公式戦 試合結果

両チームに花束を贈る阪路専務(右手前)、矢森専務(右奥)

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