福島2─4盛岡 福島U 惜敗

明治安田生命サッカーJ3は5日、各地で第28節3試合を行った。福島ユナイテッドFC(福島U)は盛岡市のいわぎんスタジアムでグルージャ盛岡と対戦し、2-4で敗れた。
福島Uは前半を0-2で終え、後半開始直後にも失点した。後半4分、FW樋口寛規が敵GKのこぼれ球を奪ってドリブルで抜き、シュートを決めて反撃を開始した。試合終了間際の後半44分にはDF福岡将太がコーナーキックからこぼれ球を押し込んで2-3とし、1点差まで詰め寄った。しかし、後半45分に得点を許し逆転できなかった。
福島Uの通算成績は7勝9分け12敗の勝ち点30で、順位は13位のまま。次節は13日午後1時から、福島市のとうほう・みんなのスタジアム(あづま陸上競技場)でFC東京U-23と対戦する。
いわス(福島U1勝1敗)
盛 岡 4(2―0)2 福島U
(2―2)
6勝10分 7勝9分
け12敗 け12敗
(28) (30)
▽得点者【盛】垣根(前14分)谷口2(前27分、後45分)梅内(後1分)【福】樋口(後4分)福岡(後44分)
▽観衆 1396人
■ピッチサイド DF福岡 初得点...守備は反省
福島UのDF福岡将太は後半44分に敵ゴールキーパーのこぼれ球を押し込み、Jリーグ初ゴールを決めた。
平成26年12月に湘南ベルマーレから期限付き移籍で加入した21歳。前に出るスピードやパワーのあるプレーが持ち味だ。チームが劣勢となり「前に出るしかない」と感じてフィールドを駆け巡った。コーナーキックの場面で敵ゴール付近まで攻め上がり、「自分の所にボールが来い」と願うと、思いが通じたように絶好の得点機に恵まれた。ただ、序盤の守備で失点に絡む連係ミスがあった。「前半の失点で展開が決まってしまった。もっと声を出して意思疎通を図るべきだった」と反省した。
次節はホーム最終戦となる。MF石堂和人は「来季に向け、もっと強い気持ちでプレーする。必ず勝つ」と切り替えていた。
■福島U次戦(11月13日)
VS FC東京U-23
(13時・とうスタ)
(カテゴリー:公式戦 試合結果)