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福島0-2藤枝 福島U最終戦零敗 今季14位

今季最終戦で勝利を飾れず、悔しさをかみしめる福島Uイレブン
 明治安田生命サッカーJ3は20日、各地で最終節の8試合を行った。福島ユナイテッドFC(福島U)は静岡県藤枝市の藤枝総合運動公園サッカー場で藤枝MYFCと対戦し、0-2で敗れた。
 福島Uは今季の全日程を終え、通算成績は7勝9分け14敗。勝ち点30で16チーム中、14位でJ33年目の戦いを終えた。

藤枝サ(福島U1分け1敗)

藤 枝 2(0―0)0 福島U
     (2―0)
14勝3分    7勝9分
け13敗     け14敗
(45)      (30)
▽得点者【藤】鮫島2(後23分、後48分)
▽観衆 2257人

 【評】福島Uは後半に2失点し、藤枝に敗れた。福島Uは前半、FWの樋口やアレックスらが決定機を演出したが、得点に結び付かず0-0で折り返した。一進一退の攻防が続く中、後半23分、セットプレーからのこぼれ球を相手MFに決められ、先制を許した。前線に攻撃的な選手を投入し逆転を目指したが、後半ロスタイムに追加点を奪われ、突き放された。


■ピッチサイド 悔しさ胸に成長誓う
 今季の戦いの終わりを告げる笛が鳴り響くと、福島Uイレブンはピッチに力なく腰を落とした。先発フル出場したMF渡辺匠=いわき市出身=は仲間に促されるまで立ち上がれなかった。
 渡辺はこの試合を最後に退任する栗原圭介監督のためにも勝ち点3を獲得して締めくくりたかったという。中盤の底で相手の攻撃の芽を摘む汗かき役として体を張り、何度もボールをはじき返した。
 試合は、チーム最多の3本のシュートを放ったFW樋口寛規を中心とした攻撃陣が幾度も相手ゴールに迫ったが、フィニッシュの精度を欠き無得点。守備陣はセットプレーから先制点を献上し、ロスタイムに追加点を許すなど厳しい今季の戦いを象徴するような内容だった。
 不完全燃焼の悔しさに涙をこらえ切れなかった渡辺は「下位に終わった現実をチーム全員がしっかり受け止めなければ成長はない。栗原監督が3年かけて残してくれた財産を生かし、チームを変えなければいけない」と絞り出すように語った。


■けが恐れない闘志最後まで 今季で引退のDF戸川
 ○...今季最終戦が引退試合となったDF戸川健太は守備の要としてイレブンを鼓舞し続けた。前半、相手選手との接触で額にけがをしたが最後までピッチに立ち、気迫のこもったプレーを見せた。「けがを恐れない自分らしさを最後まで貫き通せた。やり切ったという充実感がある」と語った。

■パスの供給源好機を演出 石堂主将
 ○...主将のMF石堂和人は「敵地まで駆け付けてくれたサポーターに勝利を届けられず申し訳ない」と唇をかみしめた。後半25分から途中出場。パスの供給源となり好機を演出したがゴールが遠かった。「自分を含めチーム全員がもっと責任を感じなければいけない。ファンと喜びを共有できるチームをつくりたい」と巻き返しを誓った。


■総括 目標遠く及ばず 勝ち切れない展開目立つ

 福島Uの3年目のJ3での戦いは16チーム中、14位。J2昇格圏内の2位以内という今季開幕前にクラブが掲げた目標には遠く及ばなかった。
 シーズン序盤から苦戦が続いた。開幕から3試合、勝ち星なし。第4節で今季2位の強豪・栃木から今季の初勝利を挙げたが、2勝目は第11節のYS横浜戦で、出だしでつまずいた。
 夏期の中断をはさみ、後半戦のリーグ再開後は琉球、長野と上位のクラブに2連勝したが、直後に3連敗。リーグ終盤の第28節から最終節にかけても3連敗と最後まで浮上のきっかけを見いだせなかった。
 攻撃を重視する戦術で臨んだ福島Uは全30試合のうち、18試合で先制した。そのうち、8試合で同点に追い付かれ、3試合で逆転負けを喫した。相手を無得点に抑え、完封した試合もわずかに3試合。リードを奪いながら勝ち切れない展開が目立った。
 福島Uは現在、J2参入へのライセンス交付の要件を満たしていない。さらなる観客増や、ホームスタジアムの環境整備に向け行政などの支援を受けるためにも結果を残すことが絶対条件となる。正念場となる来季は上位進出が求められる。

カテゴリー:公式戦 試合結果

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