福島ユナイテッドFC

  • Check

J3開幕戦、特別な3・11 福島U 吉報届ける

東日本大震災の犠牲者に黙とうをささげる福島Uの選手やサポーター
 11日に横浜市のニッパツ三ツ沢球技場でサッカーJ3の開幕戦に臨んだ福島ユナイテッドFC(福島U)の選手は、東日本大震災発生から丸6年となる特別な日に県民に勝利を届けた。田坂和昭監督(45)は「この一戦に懸ける並々ならぬ思いを見せてくれた」と選手をたたえた。
 試合終了の笛が鳴ると、田坂監督はホッとした表情を見せた。開幕1週間前、気持ちのこもっていないプレーを見せた選手に対してげきを飛ばした。「3月11日に試合をする重さ」を説いたという。選手は前線からのプレスや球際の強さなど、最後まで激しいプレーを見せ、Jリーグ参入後初の開幕戦勝利をつかんだ。
 ゲームキャプテンとしてフル出場したDF茂木弘人選手(33)=聖光学院高出身=は「選手全員が特別な気持ちで臨んだ。良い試合ができて良かった」と振り返った。「サッカーを通して県民に夢や希望を届け、福島の復興に少しでも力になりたい」。一つでも多く、ファンと喜びを分かち合うと誓った。試合開始前には両チームの選手が黙とうをささげた。
 観戦に訪れた郡山市の会社員三瓶健一さん(43)は「独特の緊張感の中で良く頑張っていた。監督が代わり、昨季とは違った戦い方を見せてくれた」と今季の活躍に期待を膨らませた。

■田坂監督 歓喜の涙
 田坂監督は試合後の記者会見で「選手が本当によく頑張ってくれた」と涙を流した。「サッカー人生でこれほど勝ちたいと思ったことはない」と語るほど覚悟を持って臨んだ一戦だった。何度も言葉を詰まらせ、選手やファン、スタッフへの感謝を口にした。

カテゴリー:ニュース

試合後の記者会見で感極まって涙する田坂監督

「ニュース」の最新記事

>> 一覧

福島ユナイテッドFCの最新記事

>> 一覧
当サイトの福島ユナイテッドFCのチームロゴ、チームエンブレムは、
(株)AC福島ユナイテッドの許諾を得て使用しています。
記事・写真・イラストの無断掲載・転用を禁じます。
Copyright©福島民報社