詩人の若松丈太郎さん死去

事故前から福島原発の危険告発

2021/04/23 18:55

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 東京電力福島第1原発事故以前から地元で原発の危険性を訴えていた詩人の若松丈太郎(わかまつ・じょうたろう)さんが21日午前9時59分、腹膜播種のため福島県南相馬市の病院で死去した。85歳。岩手県出身。自宅は南相馬市原町区栄町。告別式は5月2日午前11時から同市内で。喪主は妻蓉子さん。

 高校教諭をしながら詩作。チェルノブイリ原発事故の8年後の1994年に現地を訪れ、帰国後、福島第1原発事故を予見したかのような詩「神隠しされた街」を発表、作品などを通じ原発の問題を長年告発した。著書に「福島原発難民 南相馬市・一詩人の警告」、詩集に「若松丈太郎詩集」など。