
19日午前6時15分ごろ、山梨県北杜市の甲斐駒ケ岳(2967メートル)で雪崩が発生、登山中の6人グループが巻き込まれ、うち女性2人が骨折などの重傷、男性1人が軽傷を負った。他の3人にけがはなかった。北杜署によると、雪崩は小規模で、新雪が滑り落ちて発生したとみられる。
署によると、重傷を負ったのは、いずれも自称で、群馬県高崎市の会社員石橋玲江さん(48)と、住所職業不詳の伊藤久美子さん(60)。骨盤や胸を骨折した。グループの1人が110番し、山梨県の防災ヘリが午前8時40分ごろ救助した。
6人は山頂に向かって標高約2500メートル付近を登っていた。