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田村逆転サヨナラ勝ち 平工リード守れず 秋季高校野球福島県大会 3位決定戦

2022.09.27 09:40
【平工―田村】逆転サヨナラ勝ちで東北大会出場を決め、歓喜の輪をつくる田村ナイン
【平工―田村】あと一歩で東北大会出場を逃し、肩を落とす平工ナイン

▽3位決定戦 田村6-5平工

 田村が平工に逆転サヨナラ勝ち。田村は3点を追う九回、無死一、二塁から橋本柊の左前打で1点を返し、無死満塁で渡辺颯が右中間に走者一掃の二塁打を放ち試合を決めた。平工は4点を先行したが、リリーフ陣が崩れた。


■「絶対に決める」田村の渡辺颯決勝打

 3点を追う九回、田村ナインは諦めなかった。安打と四球で無死一、二塁の好機をつくると、橋本柊の左前打で1点を返す。さらに内野安打で満塁とした。「みんなでつないでつくったチャンス。絶対に決める」。渡辺颯人がバットを強振した。右中間に打球が転がる間に3人が生還し、本塁上で歓喜の輪が広がった。

 主将の石川蓮也は「自分たちのつなぎの野球ができた」と全員でもぎ取った勝利を喜んだ。先発の石川は二回の守りで左すねに打球を受け、痛みと闘いながらの投球となった。五回までに4点を奪われる苦しい展開となったが、味方の逆転を信じ粘り強く投げた。

 六回、1死一塁から自らの三塁打で反撃ののろしを上げた。次打者の中犠飛で本塁を踏むと、チームが活気づいた。八回に1点を失ったが最後までマウンドを譲らなかった。エースの踏ん張りに仲間が応え、劇的な逆転サヨナラ勝ちで東北大会出場を決めた。

 石川は「みんなが支えてくれた大会だった」と振り返る。東北大会に向け「もっと制球を磨く。チームの勝利に貢献する投球をしたい」と力強く語った。


■冬の成長誓う 平工の大山主将

 平工の主将大山恭弥が九回無死一、二塁、2点差に迫られた場面で登板したが、2安打を浴びて逆転を許した。緊張から制球が定まらず、甘くなった直球を痛打された。「何とか切り抜けたかったが、主将として情けない」と肩を落とした。チームは強打を武器に県4強に上り詰めた。「冬の間に精神面の弱さを克服したい」と成長を誓った。