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避難解除地域で稲刈り 福島県大熊町の熊地区

2022.09.28 09:00
復興拠点の水田で稲刈りする根本会長

 福島県大熊町農業委員会と町は27日、東京電力福島第1原発事故に伴う帰還困難区域のうち、6月に避難指示が解除された特定復興再生拠点区域(復興拠点)の熊地区で試験栽培のコメを刈り取った。

 町は2020(令和2)年から復興拠点の水田でコメの試験栽培に取り組んでいる。今年は5月に熊地区の水田14アールに苗を植えた。

 稲刈りは根本友子会長や町職員合わせて5人が作業した。検査に必要な約1キロの県オリジナル米「天のつぶ」を鎌で刈り取った。県の検査機関に稲を送り、放射性セシウム濃度を調べ、来年から出荷が可能な実証栽培に移行する予定だ。

 根本会長は稲を手にし、「来年は実証栽培に移り、皆さまに大熊のコメを味わってほしい。おいしいと言ってもらうことで、農家の意欲を高めていきたい」と述べた。