東北大と福島県南相馬市　イノベ構想推進や復興・再生、人材育成など包括連携協定

　東北大と福島県南相馬市は、東日本大震災と東京電力福島第１原発事故からの復興に向けて協力する包括連携協定を結んだ。１２日に市役所で締結式を行った。

　福島・国際研究産業都市（イノベーション・コースト）構想の推進、産学官による地域経済の復興・再生、復興まちづくりや人材育成に関して相互に連携、協力するなどとしている。東北大グリーン未来創造機構が窓口となり、全学部が協力する。

　締結式で、グリーン未来創造機構の湯上浩雄機構長と門馬和夫市長が協定書を交わした。

　東北大と自治体との同様の協定締結は浪江町に続いて２例目で、１９日は大熊と双葉の両町、２月には富岡町とも結ぶ。