郡山北工高 自転車に運転免許制度 東北初導入学科や実技試験

2019/05/18 09:46

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自転車運転免許取得に向け実技講習に臨む郡山北工高の生徒=郡山市・富久山自動車学校
自転車運転免許取得に向け実技講習に臨む郡山北工高の生徒=郡山市・富久山自動車学校

 郡山市の郡山北工高は生徒の自転車事故を減らすため、学校独自の取り組みとして「自転車運転免許制度」を導入した。同校によると、高校での自転車運転免許制度は西日本で導入事例があるが、東北地方では初めてという。


 同校の一年生約二百八十人が十七日、市内の富久山自動車学校で自転車運転免許講習会に参加した。

 自転車運転の法令に関する講義や実技試験を受け、学科試験に臨んだ。実技では横断歩道や踏切、狭路などが設けられたコースを走行し、自動車学校の職員からチェックを受けた。

 後日、学校から合格者に自転車免許証が発行される。自転車運転中に過度な違反があれば点数の減点といった処置も検討するという。

 同校生徒指導部長の福田俊彦教諭は「自転車の免許を持つことで、自分が運転者だという意識付けにつながってほしい」と話している。今後、各校の生徒指導担当者が集まる協議会などで事例を紹介し、制度を広めていきたい考えだ。

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 県警本部交通企画課によると、今年一月から四月末までに県内で高校生が自転車乗車中に交通事故に遭い、けがをした人数は三十一人。過去五年間では、二〇一四(平成二十六)年が二百十人、二〇一五年が百七十六人、二〇一六年が百十七人、二〇一七年が百四十八人、二〇一八年が百二十二人となっている。