福祉関連施設が起工 大熊、来年2月末完成へ

2019/07/18 08:33

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大熊町大川原地区に整備される福祉関連施設の完成予想図
大熊町大川原地区に整備される福祉関連施設の完成予想図

 大熊町福祉関連施設建設工事の安全祈願祭と起工式は十七日、同町大川原地区の現地で行われた。東京電力福島第一原発事故発生後、町内には福祉施設がなく、高齢者の帰還促進に向け整備する。来年二月末の完成を目指す。

 大川原の復興拠点に建設されるのは、認知症高齢者が共同生活するグループホーム(木造)、グループホーム運営事業者の事務所(鉄骨造)、町社会福祉協議会の見守り活動の拠点となる住民福祉センター(鉄骨造)。全体の敷地面積は約五千八百四十一平方メートル、三棟分の延べ床面積は約千六百七十七平方メートル。設計、施工は積水ハウス郡山支店が担う。

 安全祈願祭と起工式には約四十人が出席した。神事でくわ入れした渡辺利綱町長は「福祉再生の第一歩。帰還を検討する町民にとってより良い施設となるよう、安全第一に取り組んでほしい」とあいさつした。