「竹」で地域おこし 会津大短期大学部の学生と住民

2019/08/12 09:46

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大戸地区の竹を活用し、流しそうめんの準備を進める小沢さん(手前左)ら
大戸地区の竹を活用し、流しそうめんの準備を進める小沢さん(手前左)ら

 会津若松市の会津大短期大学部の学生が市内大戸地区に眠る資源を活用し、町おこしを応援する。第一弾として十四、十五の両日、住民や市などと協働し、竹を活用した流しそうめんのイベントを地区内で催す。

 市内の地域活性化などに取り組んできた青木孝弘准教授のゼミの学生らが携わる。「OOTO(大戸)プロジェクト」と銘打ち、会津大短期大学部と市、市若松第三地域包括支援センター、大戸地区住民の連携事業として、県の「大学生の力を活用した集落復興支援事業」に選ばれた。

 九月二十九日に竹の染色などが専門のシム・テークスン会津大短期大学部講師による講義などを開き、竹活用の具体策を考える。竹細工や竹炭、竹灯籠の制作・販売などを想定している。

 市や住民によると、地区では竹細工、竹炭作りなどが盛んだった。少子高齢化などにより現在は担い手がほとんどおらず、竹林が荒れ放題だという。

 流しそうめんは幅広い世代が集える場にしようと、地区の祭りに合わせて企画した。学生や住民が地区内の竹を伐採し、準備を進めている。学生リーダーの小沢夢芽(むめ)さん(二年)は大戸地区出身。「大戸は自然が豊かで人が温かい。若者が集まる活動を進めたい」と意気込む。

 大戸町区長会の渡部正美副会長は「町おこしに若者に参加してもらえてありがたい」、大竹睦夫副会長は「若者と活動できる良い機会として、さまざまな策を練りたい」と成果に期待している。