御利益願い「バシャリ」 いわきで水祝儀

2020/01/14 09:41

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水祝儀で頭から水を受ける(左から)大平さん、平塚さん
水祝儀で頭から水を受ける(左から)大平さん、平塚さん

 いわき市平沼ノ内地区で続く伝統の水掛け行事「水祝儀」は十三日、愛宕神社で催された。寒風が吹く中、新婚の花婿に冷水を浴びせて無病息災や子孫繁栄、地域の発展を願った。

 市の無形民俗文化財で「水かけ祭り」とも呼ばれている。地元出身で一昨年の八月に結婚した会社員大平晃司さん(24)、栃木県出身で昨年十月に妻の実家がある沼ノ内地区に移り住んだ平塚竜司さん(27)が、額に魔よけの判を押し、浴衣とわらじ姿で臨んだ。

 「桶取者」と呼ばれる未婚の地元青年四人が井戸から冷たい水をくみ上げ、足、腰、頭の順に浴びせた。

 大平さんは「これからも夫婦仲良く暮らしていきたい」、平塚さんは「地域の行事を大切にしながら家族を支えていく」と話した。