「眠り杉枕」海外に販路拡大へ 磐城高箸のスギ間伐材使用

2020/01/16 10:21

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海外で販売される「眠り杉枕」
海外で販売される「眠り杉枕」

 割り箸の製造などを手掛ける磐城高箸(本社・いわき市)は、スギ間伐材を使った自社製品「眠り杉枕(ねむりすぎまくら)」の販路拡大に向け、シンガポールへの輸出を二月から始める。同国の投資会社JCSグループと契約を結び、高級寝具などを扱う「KOMME(コメ)」ブランドとして販売される。

 眠り杉枕は割り箸の製造過程で生じる端材や規格外品を細かなチップ状にして詰めた。スギの香りに含まれるセドロールという物質は体をリラックスさせる働きがあり、睡眠促進効果があるという。

 KOMMEブランドはシンガポールに直営店を持つほか、三月にマレーシア、六月にカンボジアとインドネシアに店舗をオープンさせる計画で、来年三月には米国やドイツでの販売を始める予定。初年度は約千個の納品が見込まれ、県産木材の消費拡大を図る。

 販路開拓にはいわき産学官ネットワーク協会や県林業振興課の支援事業を活用した。