家族に寄り添う施設に 田村に「はるはる笑心」開所

2020/01/25 09:42

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施設で楽しく過ごす子どもたち
施設で楽しく過ごす子どもたち

 発達障害などの子どもを対象とした日中一時支援事業所「はるはる笑心(えごころ)たむら」は田村市船引町に開所した。障害児の親が運営に携わる。「子どもとその家族に寄り添える施設にしたい」。スタッフは情熱を持って利用者と向き合っている。

 放課後や学校の長期休みの子どもを預かる。冠婚葬祭や通院など障害児の家族の都合に合わせた利用や、家族が一時的に休息を取るために預けるのも可能だ。発達障害児親の会「くわがたの会」の会員の思いを原点として、昨年十二月十六日にできた。一般社団法人つくし(郡山市)が運営する。同会の橋本美春さん(34)が管理者を務め、田尾晴香さん(31)らがスタッフとして関わる。

 子どもたちは、おもちゃで遊んだり、DVDでアニメを見たり、本を読んだり、自由に過ごす。空き店舗をリフォームした施設は、にぎやかだ。橋本さんは「子どもたちの成長を見られるのは幸せなこと」と目を細める。

 田尾さんは、自身の子ども二人が施設を利用する。「親が気軽に相談できる場になればいい。悩みを抱える人を受け止めたい」と意気込む。橋本さんも「障害者や親は孤立しがち。互いに話をし、地域に出ていくきっかけづくりができれば」と同調する。

 同法人代表理事石橋政樹さん(44)は「ここを拠点にコミュニティーが生まれればいい」と期待している。

 はるはる笑心たむらは、未就学児から中学生までが対象。定員は15人。時間は午前9時から午後6時。土、日曜日と祝日は休み。所在地は田村市船引町字大日坊35。