代行バスに「さよなら」 14日、常磐線全線再開

2020/03/14 09:55

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最終の浪江駅発の代行バスに手を振る町民ら=13日午後7時15分ごろ
最終の浪江駅発の代行バスに手を振る町民ら=13日午後7時15分ごろ

 JR東日本が常磐線不通区間の富岡-浪江駅間などで運行していた列車代行バスが十三日、全線再開通を前に役割を終えた。浪江町の一般社団法人まちづくりなみえが浪江駅前で、同駅発着の最終バスに別れを告げるイベントを催した。

 町民ら利用者が詰めかけ、JRから業務委託を受けていた浜通り交通(本社・いわき市)の運転手坂本翔一さん(31)に感謝を伝えた。出発するバスに手やペンライトを振った。四年間担当した坂本さんは「地元住民の役に立てた自負がある。終わるのはさみしいが、復興が一歩進むので感慨深い」と話した。

 二〇一五(平成二十七)年一月に始まった当初、バスは竜田(楢葉町)-原ノ町(南相馬市原町区)駅間を運行。駅舎の復旧や再開に合わせ、順次運用区間を変更した。二〇一七年十月から今月十三日までは富岡-浪江駅間(一部原ノ町駅含む)を走った。