中高生にエール 田母神ら学法石川高陸上部OB

2020/05/15 09:26

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「Zoom」を使った講演会で中高生にエールを送る田母神(左上)ら
「Zoom」を使った講演会で中高生にエールを送る田母神(左上)ら

 阿見アスリートクラブ(茨城県)の田母神一喜ら学法石川高陸上競技部OBは13日、テレビ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を活用し、県民向けのオンライン講演会を開催した。高校時代や市町村対抗県縦断駅伝競走大会(ふくしま駅伝)の思い出を語り、中高生らにエールを送った。

 新型コロナウイルスの感染拡大でスポーツ大会の中止が相次ぐ中、自分たちの経験を広く発信したいと田母神が企画した。田母神の他、いずれも学法石川高陸上競技部OBの、住友電工の阿部弘輝と遠藤日向、八千代工業の真船恭輔、早大3年の半沢黎斗、法大3年の久納碧、日体大卒で現在は会社員の小松力歩さんが参加した。

 阿部は高校時代を「陸上だけの青春だったが、濃い3年間だった。高校時代の仲間や応援してくれた人とのつながりは特別だ」と振り返った。

 遠藤は郡山市チームで出場した2016(平成28)年のふくしま駅伝の思い出を語った。自ら志願してエース区間の10区を走ったことを明かし、「高校生と実業団の選手が勝負できる機会はなかなかない」と話した。

 全国高校総体や全国中学校体育大会など、中高生の集大成となる大会も中止が決まった。阿部は「大会は中止となったが、努力したことは成長につながる。今は前向きになれなくても、思い切り競技ができるようになったら一緒に頑張ろう」とエールを送った。

 遠藤は「自分もモチベーションが下がっていないと言えばうそになるが、東京五輪の延期をプラスに捉え練習していく。次の目標、夢を見つけ、それに向かって頑張ってほしい」と呼び掛けた。

 田母神は「陸上を通して福島全体が盛り上がってくれるのが一番の思い」と企画の趣旨を説明し、「つらい時期だが、その悲しみを乗り越えれば強くなれる。その強さを次の目標につなげてほしい」と激励した。