「二本松の菊人形」初の中止方針 菊花展のみ実施了承

2020/05/15 09:45

  • Facebookで共有
  • Twitterで共有

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、二本松市の秋の風物詩「二本松の菊人形」は今年の開催が見送られる方向となった。菊人形を主催する二本松菊栄会の理事会が十四日に開かれ、人形展示は行わずに菊花展のみを実施する方針が了承された。二十二日の評議員会で正式決定する。開催見送りは一九五五(昭和三十)年に菊人形が始まって以来初めてとなる。

 菊人形を通常通り開催するには六月中旬から会場建設に着手しなければならないことや、秋以降も新型コロナウイルスの影響が続いた場合、観光客の激減が予想されることから開催を見送る。菊花展は十月十日から十一月十五日までの日程で、二本松菊花品評大会を中心に入場無料で実施する。イベントをPRする「菊むすめ」の募集は中止とする。

 今回実施予定だったテーマ「竹取物語~かぐや姫から始まる昔話の世界~」は来年度に引き継ぐ。