健康と環境に優しい旅館 環境白書で紹介 須賀川の「おとぎの宿米屋」

2020/06/28 10:12

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米屋が紹介されている環境白書を持つ有馬愛さん。左側の盾はビオホテルの認証証
米屋が紹介されている環境白書を持つ有馬愛さん。左側の盾はビオホテルの認証証

 環境省が六月に発行した「令和二年版環境白書」で、須賀川市の温泉旅館「おとぎの宿米屋(よねや)」が紹介されている。宿泊客の健康と自然環境に優しい旅館として取り上げられた。

 登場するのは、第三章「一人一人から始まる社会変革に向けた取組」の中の「レジャー・余暇を通じた地域循環共生圏の創造に向けて」。米屋は宿泊客向けの料理や飲み物に、主に地元で生産された有機農産物を使う。国際的なオーガニック認証を受けたシャンプーなども提供する。さらに、温泉熱を給湯や冷暖房のエネルギーに活用している。

 環境に配慮した企業活動が認められ、二〇一六(平成二十八)年、日本ビオホテル協会から、国内で現在三カ所のみの「ビオホテル」に認証された。二〇一八年には環境省の第六回グッドライフアワードの実行委員会特別賞「森里川海賞」に輝いた。実績を重ねたことで、環境省から白書への掲載の声が掛かった。

 米屋の有馬みゆき専務は「環境に配慮した事例を福島から発信できて良かった」と話す。商品開発などを担う取締役の有馬愛さんは「お客さま一人一人が、環境を考えるきっかけにしていただければ意義がある」と白書に目を通した。

 米屋は旅行雑誌「じゃらん特別号 泊まって良かった宿 関東・東北版」でも、「すごい宿大賞2020・料理部門」の旅館・ホテルに選ばれ、十五軒の中で最初に紹介されている。