安達太良山噴火の概要紹介 18日から磐梯山噴火記念館企画展

2020/07/16 10:15

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 磐梯山噴火記念館の企画展「噴火120年から考える-安達太良火山」は十八日から、北塩原村の記念館で開かれる。安達太良山の岩石や犠牲者の遺品などを展示し、百二十年前の噴火の実態を伝える。十一月八日まで。

 磐梯山ジオパーク協議会の共催、福島民報社などの後援。パネルを通して噴火の概要を紹介する。噴火で吹き飛ばされた硫黄精錬所の従業員が使っていた茶わんなどが並ぶ。一九九七(平成九)年の火山ガス事故についても説明する。

 安達太良山は一九〇〇(明治三十三)年七月十七日に噴火した。火口付近にあった硫黄精錬所の従業員ら七十人以上が死傷した。中には、来年のNHK大河ドラマの主人公に決まった実業家・渋沢栄一のおいに当たる渋沢仁之助がいた。精錬所の責任者だった。

 佐藤公館長が十五日、県庁で記者会見した。「犠牲者の多くが県外からの労働者だったため、安達太良山の噴火は地元であまり知られていない」と述べ、企画展への来場を呼び掛けた。

 記念館の開館時間は午前八時から午後五時まで。入館料は小学生四百円、中高生五百円、大学生以上六百円。

 【企画展の関連行事】

◆シンポジウム「安達太良噴火120年」

・9月12日午後2時~

・県立図書館(福島市)

 専門家らが安達太良山の噴火や火山ガス事故の概要を解説する。

◆子ども向け火山講座「安達太良山は生きている」

・9月13日午後2時~

・県立図書館

 実験を通し、安達太良山について楽しく学ぶ。事前申込制。

◆ミニシンポジウム

・9月28日午後2時~

・国立磐梯青少年交流の家(猪苗代町)

 専門家らが安達太良山や磐梯山の噴火について説明する。

◆火山観察会

・9月29日午前8時50分に猪苗代町の中ノ沢温泉神社前駐車場に集合する。

 安達太良山西側山麓などを巡る。事前申込制。