院内感染の可能性大 会津医療センター クラスター11人に 新型コロナ

2020/09/15 08:00

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 県は十三、十四の両日、会津若松市の五十代病院職員女性、喜多方市の七十代無職男性と九十代無職女性、三十代病院職員女性、会津坂下町の八十代無職男女、四十代病院職員女性の計七人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。このうち五人が福島医大会津医療センター付属病院(会津若松市)の患者や職員で、既に感染が判明している六人と合わせ、クラスター(感染者集団)は十一人となった。県は院内感染の可能性が高いとみて、調査を進めている。

 県内での感染確認は累計二百十一人となった。県によると、会津若松市の五十代女性と喜多方市の三十代女性、会津坂下町の四十代女性の三人は付属病院職員。会津若松市の五十代女性は院内の感染者と接触があったとして十三日にPCR検査を受けた。喜多方市の三十代女性と会津坂下町の四十代女性は病棟に出入りしていたため抗原検査やPCR検査の対象となった。三人はいずれも軽症。

 喜多方市の七十代男性、会津坂下町の八十代男性の二人は付属病院の入院患者。喜多方市の七十代男性は二日に別な疾患で入院し、院内の感染者との接触が確認されたため十三日にPCR検査を受けた。会津坂下町の八十代男性は十日に退院したが、発熱やせきなどの症状が続いていた。院内の感染者の接触者として十三日に抗原検査を受けた。二人とも軽症。

 付属病院関係では、これまで陽性と判明した十一人を除き、職員八十五人、退院者を含めた患者二十人の陰性を確認している。県は感染者との接触者を幅広く調べ、検査する。

 会津坂下町の八十代女性は、十三日に感染が確認された同町の八十代男性の同居家族で、濃厚接触者として十三日に抗原検査を受けた。

 喜多方市の九十代女性は十一日に三八度台の発熱があり、症状が続いたため十三日に医療機関を受診した。十四日のPCR検査で陽性と判明した。

 十三、十四の両日に感染が確認された七人は県内の医療機関に入院または入院予定。