トリチウムの情報発信強化 「地域分断申し訳ない」、東電復興本社代表

2020/10/29 08:58

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 東京電力福島復興本社の大倉誠代表は二十八日の定例記者会見で、福島第一原発で増え続ける放射性物質トリチウムを含んだ処理水について、国民に正しい理解が広がっていないとの認識を示し、トリチウムの性質などに関する情報発信を強化する考えを明らかにした。

 東電は七月、東京電力廃炉資料館(富岡町)で処理水に関する展示を始め、動画やパネルでトリチウムの性質などを伝えてきた。大倉代表は「正しい理解がまだまだ足りない。分かりやすい説明を尽くしたい」と述べた。

 県内の市町村議会などで処理水を巡る意見が異なる現状には、「(意見の相違で)地域が分断されることになれば当事者として二重三重に申し訳ない」とし、地域に寄り添った対応に努めるとした。