「商業施設」来年3月 「宿泊・温浴、交流施設」来年9月完成予定 福島県大熊町大川原地区 原発事故後、初整備

2020/11/08 09:42

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 大熊町大川原地区に町が整備を進めている恒久的な商業施設は来年三月に、宿泊・温浴施設と交流施設は来年九月にそれぞれ完成する見通しとなった。いずれも東京電力福島第一原発事故後、町内にできる初の施設で、地域の復興がさらに前進する。七日、平沢勝栄復興相(福島高出身)の大川原地区視察で吉田淳町長が明らかにした。

 町によると、三施設合計の敷地面積は約一万五千二百九十平方メートルで、大川原地区の町役場東側近接地に整備が進む。恒久的な商業施設には飲食店やコンビニエンスストア、雑貨店、電器店、美容室、コインランドリーなど九店舗が入る見通し。

 宿泊・温浴施設は、一時帰宅や町外からの宿泊者を受け入れる。十三部屋を備え、日帰り入浴ができる。

 交流施設は四百人規模が収容可能。町内には現在、町民らが集って行事を行う施設や体育施設がないため、公民館機能と体を動かすジム機能を持たせる。

 周辺には災害公営住宅や賃貸住宅、認知症高齢者グループホームは整備された。来年一月上旬にも診療施設が開所する。二〇二三(令和五)年四月の開校を目指し、幼保・小中一貫の教育施設を整備している。