
喜多方市の会津喜多方商工会議所青年部はイルミネーションイベント「WISH~光に願いを~」を十二月六日午後五時から市内の喜多方プラザ屋外広場で初開催する。新型コロナウイルス感染症の収束を願い、地域経済の回復に向け希望の光をともす。
新型コロナの影響で、さまざまな市内のイベントが中止に追い込まれる中、地元を盛り上げたいとの思いで企画した。青年部のメンバーが空のペットボトル約四千個を集め、発光ダイオード(LED)ライトを入れてイルミネーションタワーを計二十基設置する。ペットボトル内には、市内の小学校に通う全児童二千百八十一人が、将来の夢や願い事などを書いた短冊も掲げる。
準備作業が進み、一部のタワーが完成した。企画メンバーの一人で青年部員の菊地真さんは「三密対策をしながら、市民の希望のともしびを楽しんでほしい」と呼び掛けている。期間は十二月二十六日まで。各日とも点灯時間は午後五時から同九時まで。