
県は新たに会津坂下町の四十代会社員男性、福島市の七十代無職女性、伊達市の八十代無職女性、八十代自営業男性、七十代無職女性、桑折町の七十代無職女性の計六人の新型コロナウイルス感染が確認されたと二十六日、発表した。六人は二十五日に陽性が判明した。県内での感染確認は十六日連続で、感染者は累計四百八十六人となった。
県によると、会津坂下町の四十代男性は二十一日に倦怠(けんたい)感と発熱があった。二十四日に医療機関を受診した。福島市の七十代女性は二十四日に県内陽性者の接触者として検体を採取した。
伊達市の八十代女性は二十一日に発熱と関節痛、二十二日にたんの症状が出た。二十四日に医療機関を受診した。同市の八十代男性は二十五日に感染が確認された同市の八十代女性の濃厚接触者だった。同市の七十代女性は二十二日に感染が確認された桑折町の七十代無職男性の接触者として医療機関を受診した。
桑折町の七十代女性は十三日に食欲不振や全身に倦怠感が出た。十八日に医療機関を受診。症状が継続したため二十五日に再び医療機関を受診しPCR検査を受けた。
会津坂下町の四十代男性、伊達市の八十代女性、桑折町の七十代女性の感染経路は分かっていない。
六人のうち四人が軽症、福島市の七十代女性と伊達市の八十代男性は無症状。六人とも県内の医療機関に入院または入院予定。
■4人が退院
新型コロナウイルスによる入院者四人が二十五日、県内の医療機関を退院した。県が二十六日、発表した。
二十五日現在の入院者は宿泊療養施設の入所者を含め六十人で、重症者は一人増え五人となった。