米西海岸へ輸出拡大 県産日本酒、郡山で出荷作業 ジェトロ福島

2021/01/13 08:12

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米国西海岸地域向けの出荷作業が進む県産酒
米国西海岸地域向けの出荷作業が進む県産酒

 日本貿易振興機構福島貿易情報センター(ジェトロ福島)による米国西海岸地域への県産日本酒の輸出拡大支援事業は十二日、本格的に始まった。同日は郡山市の福島県南酒販で、二月から始める県内酒蔵と現地事業者らとのオンライン商談会用の日本酒を出荷する作業が行われた。関係者は「災害や新型コロナウイルスで日本酒の消費が影響を受ける中、海外の新たな市場を開拓したい」と話した。

 出荷されたのは曙酒造と豊國酒造(会津坂下)、国権酒造(南会津)、笹の川酒造と仁井田本家(郡山)、大天狗酒造(本宮)、大七酒造(二本松)、豊国酒造(古殿)、花春酒造(会津若松)の九酒蔵が製造する計十八銘柄。福島県南酒販の社員らが四合瓶約四百本の箱詰めやシールの貼り付けをした。日本酒は空輸され、今月中旬から下旬にかけて米国に届けられる。

 支援事業は、米国の中でも県産酒の販路確保が有望な西海岸地域を対象に行う。二月から三月にかけて酒造関係者と現地の小売業者や飲食店などによる個別のウェブ商談会を催す。

 三月にはオンラインで各蔵元と米国の事業者らをつなぐイベント「KANPAI-Fukushima(かんぱい・ふくしま)」を開催。現地の酒類アドバイザーらが実際に県産酒を味わい、酒造関係者が各銘柄の特長を紹介する。イベント後もジェトロ福島が個別の商談などを支援し、輸出の実現につなげる。