ワクチン接種、広域連携へ 新型コロナ 河沼、大沼郡の7町村

2021/01/27 08:38

  • Facebookで共有
  • Twitterで共有

 河沼、大沼両郡の七町村は新型コロナウイルスのワクチン接種対応について、広域で連携して実施する方針を固めた。両郡は県内の他の地域と比べて医療機関やスタッフの数が少ないため、町村間で相互に補完し、迅速な接種につなげる。居住している町村以外でも七町村のいずれかの町村で接種できるようにする予定。予約受け付けや相談業務を一元的に担うコールセンターを三月上旬にも開設する。

 七町村は会津坂下町、湯川村、柳津町、三島町、金山町、昭和村、会津美里町。コールセンターは七町村が民間に委託して運営する。電話のあった住民から接種を希望する日時や会場を聞き、空き状況を踏まえて予約を受け付ける。ワクチンに関する相談や接種券の紛失などの問い合わせにも応じる。

 広域で対応するのは、接種会場となる医療機関でクラスター(感染者集団)が発生した場合、速やかに他の会場で接種できるようにする狙いもある。

 接種会場の運営は各自治体に任されており、県内でも接種会場やスタッフ確保など体制づくりに苦慮している市町村がある。

 会津坂下町の担当者は「都市部と人口減少地域では、医療機関の数や高齢化率が大きく異なる。国の情報に加え、地域事情を十分に考慮しながら、速やかに接種計画を構築しなければならない」と話した。