4日まで桜まつり 2年ぶりににぎわい 富岡

2021/04/04 10:12

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歩行者天国になった通りを桜を眺めながら歩く家族連れ
歩行者天国になった通りを桜を眺めながら歩く家族連れ
町の復興を願うメッセージを書く来場者
町の復興を願うメッセージを書く来場者

 富岡町の春の恒例イベント「桜まつり2021」は三日、旧富岡二中周辺で始まった。四日まで。初日は約五千人が訪れ、咲き誇る桜のトンネルの下で花見を楽しんだ。

 昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になったため二年ぶりの開催。感染防止対策としてステージイベントを実施しないなど規模を縮小して開いている。

 桜並木の下の道路は歩行者天国になり、マスク姿の町民らが満開の桜を眺めながら散策した。旧富岡二中には日本酒や菓子など町の物産品などを販売するブースが並んだ。

 昨年十二月に避難先から富岡町に戻った川崎照子さん(84)は、友人の坂本貞子さん(85)と桜を楽しんだ。十一年ぶりに並木を眺め「懐かしい思い出がよみがえった」と語った。

 会場では、福島民報社など東日本大震災の被災三県の新聞社が取り組む「スマイルとうほくプロジェクト」(花王の特別協賛)が、来場者に町の復興を願うメッセージを募った。メッセージはJR夜ノ森駅前の帰還困難区域との境界にあるバリケードに掲げられる。