日本モダン・ムーブメント建築 新たに三春町民体育館を選出

2021/06/10 10:09

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モダン・ムーブメントの建築に選ばれた三春町民体育館
モダン・ムーブメントの建築に選ばれた三春町民体育館

 優れた近代建築をたたえる「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」に、福島県内から三春町民体育館が新たに選ばれた。ドコモモ・ジャパンが九日、発表した。

 体育館は一九七八(昭和五十三)年に完成した。同町出身の建築家大高正人氏(故人)の設計で、大屋根が特徴。「明確な構造システムと、それによるインテリア空間が合理的にまとめられている」と評価された。

 選定を受け、添田直彦町教育長は「町民に愛されている体育館が認められ光栄。素晴らしさが後世に伝わるよう、メンテナンスに努めたい」と述べた。

 ドコモモは、モダン・ムーブメント(近代建築運動)に関わる建物などの記録・調査、保存を進める国際組織。支部に当たるドコモモ・ジャパンは日本建築学会の協力を得て「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」を選定している。これで二百五十カ所となった。

 県内では福島市の県教育会館が選ばれている。