福島県内療養者、最多767人 コロナ95人感染、県4日発表分

2021/08/05 00:06

  • Facebookで共有
  • Twitterで共有

 福島県は福島県内で95人の新型コロナウイルス感染が確認されたと4日、発表した。95人の陽性は3日までに判明した。3日現在で感染している療養者は767人、このうち自宅療養者は145人でいずれも過去最多となった。

 3日現在の福島県の確保病床496床の使用率は77・4%(前日比1・6%増)と感染状況が最も深刻なステージ4(爆発的感染拡大)の指標「50%以上」を大きく上回っている。ホテルなどの宿泊療養施設入所者は164人で、福島県が確保する277室の約6割を占める。

 福島県によると、自宅療養者数は前日から94人増えた。福島県いわき市でクラスター(感染者集団)が発生した児童施設2施設の感染者に、1人で入院できない子どもが多く含まれているのが大幅増の要因の一つとしている。

 全県的な病床の逼迫(ひっぱく)を受け、福島県が原則、医療機関や宿泊療養施設での治療・療養の対象としていた基礎疾患がある人らでも医師の判断で自宅療養となるケースも出てきているという。

 政府は感染拡大地域で入院対象を重症者や重症化リスクの高い人に限定する方針に転換したが、福島県は現時点で入院治療を維持する方針。自宅療養は原則、無症状か軽症で基礎疾患がなく、医師が重症化の恐れがないと判断した場合に限っている。

 自宅療養者への対応は、保健所の職員による1日最低1回の電話での健康観察のほか、24時間態勢で相談にも応じている。

 県が4日に発表した感染者95人には、福島市が3日にクラスター発生を公表した市内の遊技場の従業員1人と利用客2人が含まれており、新たな感染確認は92人。95人のうち感染経路不明は40人だった。感染者の累計は6116人となった。

 県発表の95人の内訳は次の通り。

 ▼いわき市・47人▼郡山市・14人▼福島市・13人▼伊達市・3人▼広野町・3人▼楢葉町・2人▼会津若松市・1人▼須賀川市・1人▼喜多方市・1人▼相馬市・1人▼二本松市・1人▼南相馬市・1人▼鏡石町・1人▼西郷村・1人▼石川町・1人▼三春町・1人▼大熊町・1人▼浪江町・1人▼県外・2人