大玉村が新幹線で規格外野菜などを東京駅へ直送 駅構内で販売

2021/08/24 09:11

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オンラインでつないだ東京駅の会場に向けて村産野菜をPRする矢吹店長=あだたらの里直売所
オンラインでつないだ東京駅の会場に向けて村産野菜をPRする矢吹店長=あだたらの里直売所

 福島県大玉村は村産の規格外野菜や自家消費しきれない野菜を東北新幹線で直送し、JR東京駅構内で販売する「マルシェ」を23日から開始した。初日から駅利用者が次々と新鮮な野菜を買い求めた。9月5日まで。

 大型観光企画「東北ディスティネーションキャンペーン(DC)」に連動した情報発信企画の一環。東京電力福島第一原発事故による風評払拭(ふっしょく)と新型コロナウイルス感染拡大で需要が減少した農産物の販路拡大を図る。

 持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた取り組みとして規格外の野菜の消費を促し、フードロスを減らす狙いもある。ごみの発生を抑えるため段ボールではなく、繰り返し使える運搬用パレットで運んだ。

 東京駅と村内のあだたらの里直売所をオンラインでつなぎ、矢吹吉信店長らが野菜の特徴や料理法などを紹介した。会場にはモモやアスパラガス、トマト、キュウリなどが並んだ。矢吹店長は「コロナ禍で現地には行けないが、オンラインを活用して村産農産物の魅力やおいしさを伝えていきたい」と思いを語った。