福島県富岡町赤十字奉仕団が10年6カ月ぶり再開へ 原発事故で活動休止を余儀なく

2021/09/02 09:45

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奉仕活動への決意を新たにした出席者
奉仕活動への決意を新たにした出席者

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で活動を休止していた福島県富岡町赤十字奉仕団は10年6カ月ぶりに活動を再開する。総会が1日、町総合福祉センターで開かれ、出席者が奉仕活動への決意を新たにした。

 町赤十字奉仕団は1988(昭和63)年の設立。約80人の団員が防災訓練や災害発生時の救護活動に取り組んできたが、震災と原発事故で活動休止を余儀なくされた。

 総会には委員約10人が出席した。町社会福祉協議会の林志信事務局長と日赤県支部の佐藤宏隆事務局長があいさつし、奉仕の精神の実践を呼び掛けた。議事では、救急法講習会の開催など今年度の事業計画を決めた。

 役員選出で、奉仕団委員長に石井卓さんを選んだ。石井さんは「近年増えている豪雨災害に備え、炊き出し訓練などに取り組む。団員の募集にも力を入れていく」と語った。