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福島県いわき市のまん延防止等重点措置8日で1カ月 飲食店は解除に期待

2021/09/08 09:41

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営業再開に向けカウンター席の感染対策用アクリル板を交換する後藤さん
営業再開に向けカウンター席の感染対策用アクリル板を交換する後藤さん

 新型コロナウイルス感染症の「まん延防止等重点措置」が、福島県いわき市に適用されて8日で1カ月が経過する。市内の感染者数は徐々に減少しており、酒類の提供を自粛している飲食店は期間満了の12日の解除に期待を寄せる。一方、子どもが集まる教育現場は感染防止に神経をとがらせながらの運営が続く。

 市内の病床使用率は8月上旬に約80%だったが、今月7日時点で41・02%に下がり、感染状況を示す指標はステージ4(感染者爆発)からステージ3(感染急増)に改善した。人口10万人当たりの新規感染者数はステージ4のままだが、8月上旬の103・3人から今月6日には29・08八人に減少した。

 いわき市佐糠町のスタンド割烹みのるは、解除後の営業再開に向け準備を進めている。店主の後藤孝嗣さん(69)は「もう1カ月も店を開けていない。13日から営業させてほしい」と願う。今後の営業に向け新たなアクリル板を発注するなど、感染防止対策を強化した。市内でワクチン接種が進みつつあるだけに「飲食店の制限緩和に向けた新たな施策が必要だ」と訴えた。

 小中学校は1日から通常授業となった。放課後児童クラブは期間満了の12日まで、小学4年生以上の児童の受け入れを制限する。

 市内のある放課後児童クラブでは換気や消毒を徹底しているが、教育上、子どもとの接触は避けられず、ジレンマを抱える。男性指導員は「感染の不安は常にある。保護者や子どものために施設は閉鎖できず、行政は具体的な感染予防策を示してほしい」と話した。