「かわうち恵の水」完成 福島・川内村の自然を広く発信

2021/09/14 09:28

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 福島県川内村の地下水をペットボトルに詰めた「かわうち恵(めぐみ)の水」が完成し、13日に村役場で披露会が開かれた。村内の催しや会合で提供し、村の豊かな自然を広く発信するとともに東京電力福島第一原発事故に伴う風評払拭(ふっしょく)につなげる。

 村内の一般社団法人かわうちラボが、村の全世帯が生活に使っている地下水のブランド化を目指そうと企画した。経済産業省の「地域の伝統・魅力等発信支援事業」の補助金を活用した。水は村内の地下約150メートルからくみ上げた。埼玉県秩父市の飲料水製造会社に約10トンの水を運び、第1弾として500ミリリットル入り約2万本を製造した。将来的には村内での販売を予定している。

 披露会には関係者ら約20人が出席した。遠藤雄幸村長は水を試飲し、「とてもおいしい。村の美しい環境を守っていきたい」とあいさつ。ラベルをデザインした、かわうちラボの渡辺柚香さんは「村の花であるサラサドウダンなど豊かな自然を盛り込んだ。多くの人に愛される村のおみやげになってほしい」と語った。