高校野球

聖光学院延長制す 磐城、10回力尽きる 秋季高校野球福島県大会 第1日

2021/09/16 09:41

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【聖光学院-磐城】延長10回表、聖光学院1死三塁、安田が勝ち越しの左越え二塁打を放つ
【聖光学院-磐城】延長10回表、聖光学院1死三塁、安田が勝ち越しの左越え二塁打を放つ
【聖光学院-磐城】9回まで聖光学院打線を1得点に抑えた磐城の緑川
【聖光学院-磐城】9回まで聖光学院打線を1得点に抑えた磐城の緑川

▽2回戦 聖光学院4-1磐城(延長10回)

 聖光学院が磐城との延長戦を制した。聖光学院は七回、代打三好の本塁打で同点に追い付いた。延長十回に安田の左越え適時二塁打などで3点を挙げ、勝ち越した。先発佐山が1失点で完投した。磐城は九回まで1点に抑えていたが力尽きた。


■値千金勝ち越し打 聖光学院安田 主戦の好投応える

 延長十回までもつれ込んだ接戦で値千金の勝ち越し打を放った聖光学院の安田淳平は「無我夢中で食らい付いた。結果が出てほっとした」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 打線は磐城の先発緑川優斗の浮かび上がるような直球に苦戦。九回までにフライアウトを17個取られた。夏の大会で敗れた光南戦と似た展開となったが、主戦佐山未来の粘投に応えようと気合を入れ直し、延長戦に臨んだ。十回1死三塁の好機で、高めの直球を振り抜き、左翼手の頭を越える適時二塁打を放った。

 新型コロナウイルスの影響で対外試合ができない中、今夏に引退した3年生と紅白戦を行った。練習でも本気でプレーする先輩の姿に刺激を受け、ナインは「夏の借りは必ず自分たちが返す」と決意を固めた。

 2018(平成30)年以来のセンバツ出場を目指す。安田は「この経験を必ず今後の勢いに変える」と先を見据えた。


■9回1失点粘投 スタミナ課題に 磐城の先発緑川

 磐城の先発緑川優斗は九回まで1得点に抑える粘りの投球を見せたが、延長十回に相手打線につかまった。高校入学時までは内野手で、昨夏に投手に転向した。中盤までは打たせて取る得意の投球ができていたが、終盤にスタミナが切れ、制球が定まらなくなった。「勝ち切るためには体力や、より高い制球の精度が必要」と悔しさをにじませた。