福島県勢メダリストに「福島民報スポーツ大賞」 渡辺、東野、豊島、橋本の4選手

2021/09/20 09:24

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東京五輪バドミントン混合ダブルスで獲得した銅メダルを掲げる渡辺選手(左上)と東野選手(右上)。自身の経験をパラスポーツ振興に生かしたいと語る豊島選手(右下)。3年後のパリパラリンピックで金メダル獲得を誓う橋本選手(左下)
東京五輪バドミントン混合ダブルスで獲得した銅メダルを掲げる渡辺選手(左上)と東野選手(右上)。自身の経験をパラスポーツ振興に生かしたいと語る豊島選手(右下)。3年後のパリパラリンピックで金メダル獲得を誓う橋本選手(左下)

 福島民報社は、東京五輪・パラリンピックでメダルを獲得した県勢4選手に福島民報スポーツ大賞を贈る。五輪バドミントン混合ダブルスで銅メダルの渡辺勇大選手(24)と東野有紗選手(25)=ともに日本ユニシス、富岡高出身=、パラリンピック車いすバスケットボールで銀メダルをつかんだ日本代表の豊島英(あきら)選手(32)=WOWOW、いわき市出身=、同車いすラグビーで銅メダルに輝いた日本代表の橋本勝也選手(19)=三春町役場、田村高出身=。世界の強敵相手に奮闘する姿を通して、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を目指す県民に勇気と感動を届けた。後日、贈呈式を行う。

 渡辺選手は東京都出身。東野選手は北海道出身。富岡一中時代の2012(平成24)年からペアを組む。2018年、2021(令和3)年の全英オープンで優勝し、全日本総合選手権では2017年から4連覇している。

 ともに初出場の東京五輪は3位決定戦を制し、混合ダブルスで日本勢初の表彰台に立った。渡辺選手はバドミントンの日本男子として初のメダルを手にした。夏季五輪で県勢のメダル獲得は、2004年アテネ大会の自転車トラック男子チームスプリントで銀メダルの伏見俊昭さん(白河実高出身)以来、4大会ぶりだった。

 豊島選手は幼少期に患った髄膜炎の後遺症で下半身がまひしている。いわき市の平養護学校(現平支援学校)2年時に、県内の「TEAM EARTH」で競技を始めた。平商高卒業後の2009年から宮城県のクラブチーム「宮城MAX」に所属する。

 2010年に日本代表初選出。2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロに続く3大会連続となった東京パラリンピックは初めて主将を務めた。全8試合に出場。幅広い年齢の選手をまとめ上げ、日本代表初の銀メダルに導いた。

 橋本選手は三春町出身。生まれつき四肢に障害がある。三春中2年時から競技に取り組み、3年時に東北地方が拠点のクラブチーム「東北ストーマーズ」に加入した。田村高1年時の2018年6月に16歳で初めて日本代表に選ばれた。日本が初優勝した同年8月の世界選手権でもメンバー入りした。

 チーム最年少として初めて挑んだ東京パラリンピックは、5試合中2試合に出場し、計7得点を挙げた。出番がなかった試合もベンチから仲間を鼓舞し、初の銅メダル獲得に貢献した。