福島と郡山の重点措置を24日解除 新型コロナまん延防止で福島県 いわきは継続

2021/09/22 10:02

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 福島県は21日、新型コロナウイルス対策本部員会議を開き、まん延防止等重点措置を適用している福島、郡山、いわき3市のうち福島、郡山両市の重点措置を24日に解除すると決めた。30日としていた期限を前倒しし、市民への不要不急の外出自粛と飲食店などへの営業時間短縮の要請を終え、基本対策に切り替える。いわき市への重点措置は30日まで継続する。

 直近1週間(14~20日)の人口10万人当たりの新規感染者数は、福島市が3.49人、郡山市が4.52人だった。福島市は13日連続、郡山市は12日連続でステージ3(感染急増)の指標「15人以上」を下回った。福島市は中核市3市を除く56市町村の4.52人よりも低くなっている。56市町村では21日に県独自の集中対策を先行解除し、基本対策に移行した。

 県はこうした状況を踏まえ、福島、郡山両市では感染拡大が抑えられていると判断。酒類を提供する飲食店などに時短営業を求める集中対策でなく、感染リスクの高まる行動を避ける基本対策への移行を決めた。

 福島、郡山両市の飲食店に対する時短要請は24日午前5時で終了。飲食店に対する終日の酒類提供の自粛、大型商業施設への入場制限などの要請も終える。少しでも体調が悪い場合は出勤・登校せず、医療機関への早めの受診を呼び掛ける。都道府県をまたぐ不要不急の往来は極力控えるよう求める。

 一方、いわき市の直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は10.87人。他市町村に比べて高い傾向で厳しい感染状況が続いており、県は重点措置を継続する。

 内堀雅雄知事は21日、対策本部員会議終了後の記者会見で携帯電話の位置情報データによる人出に触れ、「県内は全国トップレベルで減っている」と感染抑制に向けた県民の行動に感謝した。一方、感染力の強い変異株「デルタ株」の猛威を警戒し、「解除で気を緩めるのではなく、一つ一つの対策を継続してほしい」と基本的な対策の徹底を呼び掛けた。飲食店を利用する場合には「ふくしま感染防止対策認定店」を推奨するとした。


【基本対策のポイント】

~デルタ株の脅威は身近にある~

~感染の再拡大(リバウンド)を防ぐ~

(1)マスク着用(不織布マスクを推奨)・換気の徹底

(2)少しでも体調が悪い時は出勤・登校せず、早めに医療機関を受診

(3)都道府県をまたぐ不要不急の往来は極力控える

(4)順番が来たらワクチンの接種