グリーン水素活用へ連携 福島県浪江町と米ランカスター市「宣言」調印

2021/10/01 17:39

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パリス市長と協定書を交わす吉田町長(右)
パリス市長と協定書を交わす吉田町長(右)

 福島県浪江町と米国カリフォルニア州ランカスター市は1日、再生可能エネルギー由来の「グリーン水素」の利活用を共同で進める「水素社会の実現に向けた自治体パートナーシップ宣言」を調印した。

 浪江町の福島いこいの村なみえと同市をオンラインで結び、調印式が行われた。吉田数博町長とレックス・パリス市長が協定書を交わした。吉田町長は「知見を共有し、両市町が世界に先駆けて自治体での水素の利活用をリードしていく」、パリス市長は「協定を締結できて光栄。脱炭素化に向けた取り組みを展開していく」と話した。江島潔経済産業副大臣らが祝辞を述べた。

 吉田町長とパリス市長は4日、主要国の閣僚や政府関係者、民間企業などが参加し、水素社会の構築に向けた取り組みを共有する「水素閣僚会議」に出席する。

 ランカスター市は米国で初めて、再生可能エネルギーの発電量が市内の全消費電力量を上回り、昨年11月に「水素宣言都市」を表明した。パリス市長が、浪江町に世界最大規模の水素製造実証拠点「福島水素エネルギー研究フィールド」が整備された点に注目し、町に連携を提案した。