市町村対抗県軟式野球

郡山ノーシードから頂点 新主将が士気高め若手ベテラン団結 第15回市町村対抗福島県軟式野球大会

2021/10/04 10:16

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メダルを胸に2度目の優勝を喜ぶ郡山市ナイン
メダルを胸に2度目の優勝を喜ぶ郡山市ナイン

 第15回市町村対抗県軟式野球大会で優勝した郡山市は初代王者の意地を見せ、ノーシードから14年ぶり2度目の頂点に立った。作間利久主将(28)を中心に若手とベテラン選手が融合し、団結力を武器に全6試合を勝ち抜いた。「久しぶりに優勝旗を古里に持ち帰れた」と選手は笑顔を輝かせた。


 7回、三塁手の関沼大成選手(23)が打球を一塁手に送球し、試合が終了した。完投した古川蓮選手(20)を中心にマウンド付近に歓喜の輪ができた。作間主将は「一人一人が自分の役割を果たしてくれた」と誇った。

 大会前、主将を務める予定だった選手が仕事の都合で参加できなくなった。同じ郡山信用金庫の野球部に所属する青木大輔監督(47)から急きょ、作間選手が主将の大役を任された。

 「長年いる選手も若手も関係なく、みんなで良いチームをつくろう」と仲間に伝えた。試合前には毎回、選手が交代で円陣の声出しをした。作間主将は新加入や若手の選手を指名し、チームになじんでもらえるよう工夫した。

 打撃では四番を担うが、3回戦までは結果を残せずにいた。青木監督や自分より年上の選手に「お前が郡山市の四番だ」と声を掛けられ、調子を取り戻した。3日の決勝では3回に同点打、5回に勝ち越し打を放つなど仕事を全うした。

 主将の活躍にナインも奮起した。声を掛け合いながら士気を高め、逆転勝ちで優勝を手にした。青木監督は「古川選手をはじめ、若手の加入が刺激になった。チームの雰囲気の良さが優勝につながった」と胸を張った。