「南湖煮ぼうとう」を新名物に 渋沢栄一ゆかり、野菜たっぷり料理 福島県白河市の南湖公園

2021/10/28 09:34

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南湖煮ぼうとう
南湖煮ぼうとう

 福島県白河市の南湖公園の新名物となる「南湖煮ぼうとう」が完成し、27日にメニュー開発に協力した同公園内の湖畔亭で披露会が開かれた。

 煮ぼうとうは、幅広い麺と、野菜をたっぷり使った煮込み料理。日本資本主義の父・渋沢栄一の故郷、埼玉県深谷市の郷土料理でもある。渋沢は白河藩主松平定信を敬慕し、定信をまつる南湖神社創建に深くかかわった。渋沢は煮ぼうとうが大好物だったことから、南湖公園魅力発信実行委員会(会長・鈴木和夫市長)がメニュー化を進めてきた。湖畔亭店主の宮田春翁さんが深谷市の煮ぼうとうをもとに、試行錯誤の末に完成させた。

 「南湖煮ぼうとう」はコシのある平たい手打ち麺と、肉や根菜、きのこなど十数種類に及ぶ具材が特徴。ボリュームたっぷりで、しょう油とみその2種類の味がある。当面、湖畔亭のみで提供する。

 披露会では鈴木市長が「渋沢の好物を白河で広げていきたい」とあいさつ、宮田さんが新メニュー開発の経緯や味わい方を語った。南湖公園魅力発信実行委員会副会長で、南湖神社宮司の中目公英さんも出席した。

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 南湖煮ぼうとうは11月1日から来年3月31日まで、平日限定で提供する。価格は1000円(ご飯付き、税込み)。