市町村対抗県ソフトボール

郡山初の栄冠 いわき粘り強く 第8回市町村対抗福島県ソフトボール大会 決勝

2021/11/04 09:32

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【いわき市-郡山市】4回裏、郡山市無死、松本が勝ち越しの右越え本塁打を放つ。捕手渡辺健
【いわき市-郡山市】4回裏、郡山市無死、松本が勝ち越しの右越え本塁打を放つ。捕手渡辺健
【いわき市-郡山市】5回途中を5失点と粘投したいわき市の先発高田
【いわき市-郡山市】5回途中を5失点と粘投したいわき市の先発高田

▽決勝 郡山市7-2いわき市

 郡山市がいわき市に逆転勝ち。郡山市は同点で迎えた四回、松本、関沼の本塁打で2点勝ち越し。五回は関沼の適時打などで4点を加え、突き放した。小林、佐藤雅の継投で逃げ切った。いわき市は再三、好機をつくり、追いすがった。


■主砲、優勝導く一撃 郡山の松本 勝ち越し本塁打

 頼れる4番の一撃が初優勝の栄誉をチームにもたらした。四回に勝ち越し本塁打を放った郡山市の松本智貴は「好機で一本出せた。勝利に貢献できてうれしい」とはにかんだ。

 準決勝でも4番を担ったが、得点機で3度凡退した。チームは勝利したが、自らの結果に納得できなかった。「次こそチャンスをものにする」と使命感に燃えた。

 四回、先頭で打席が回ってきた。初球の外角直球をきっちり捉え、右翼に大きなアーチを描いた。「力投している投手陣を助けたかった」。均衡を破る貴重な一発となった。

 今大会から郡山市チームに加わった。岡部昭浩監督から「一緒に戦おう」と声を掛けられて参入した。9月に行われたメンバー選考を勝ち抜き、主軸を任された。打棒で代表チームを引っ張る決意で戦い抜いてきた。

 重要な一戦で結果を残し「打線でチームを盛り上げることができた」と胸を張る。2連覇に向けて「自分の役割を果たすべく、さらなる打撃力向上を目指したい」と力強かった。


■我慢の投球ならず いわきの高田 5回途中5失点

 決勝で先発したいわき市の主戦高田真人は五回途中までマウンドを守ったが、5失点を喫した。「抑えられず悔しい。我慢の投球ができずに崩れてしまった」。5年ぶり3度目の頂点に立てず、エースとして自らの責任を口にした。

 2014(平成26)年の第1回大会から連続出場を続けている48歳の鉄腕だ。最少失点での完投を目標に掲げ、決勝の舞台に立った。序盤は今大会全4試合で先発した疲れを感じさせない投球を見せた。ライズボールと沈むドロップの2種の変化球を投げ分け、三回まで1失点に抑えた。

 しかし同点で迎えた四回、先頭の4番打者に外角低めの直球を痛打され、勝ち越し弾を許した。次第に相手打線に捕まりだし、五回途中で降板した。「ベテランの背中を見せられなかった」と悔しさをにじませた。

 準優勝に終わり、次回大会での雪辱を期している。「優勝から離れている悔しさを練習にぶつける。来年こそは栄冠をつかみたい」と決意を示した。


いわき市1000001―2
郡山市 100240×―7
(い)高田、桑原―渡辺健、生田目、渡辺健
(郡)小林、佐藤雅―加藤
▷本塁打 松本、関沼(郡)▷三塁打 佐藤(い)関沼(郡)▷二塁打 渡辺健(い)加藤(郡)▷盗塁 い0、郡2▷失策 い2、郡1▷奪三振 い3、郡5▷与四死球 い2、郡3▷暴投 桑原(い)
(球)菊地(塁)遠藤、渡辺豊、菅野
▷試合時間 1時間32分