会津学鳳高の作品が全国2位 黒板アート甲子園2021 福島西高も入賞

2021/11/12 10:07

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優秀賞の「ふくしまが溢れて『百喜夜行』♪」を描いた会津学鳳高の美術部員
優秀賞の「ふくしまが溢れて『百喜夜行』♪」を描いた会津学鳳高の美術部員
優秀賞を受けた会津学鳳高の「ふくしまが溢れて『百喜夜行』♪」
優秀賞を受けた会津学鳳高の「ふくしまが溢れて『百喜夜行』♪」
入賞に選ばれた福島西の「パラレルワールド」
入賞に選ばれた福島西の「パラレルワールド」

 黒板にチョークで描く絵の大会「日学・黒板アート甲子園2021」で、福島県から会津学鳳高の「ふくしまが溢れて『百喜夜行』♪」が全国2位に相当する優秀賞に輝いた。福島西の「パラレルワールド」は優秀賞3点に次ぐ入賞に選ばれた。

 主催する黒板、白板メーカーの日学(本社・東京都)が11日、発表した。高校生が対象のメイン大会に全国62校から135点の出品があった。

 会津学鳳高の作品は美術部の2年生11人が47日間かけて仕上げた。猪苗代町出身の細菌学者野口英世博士が実験をしていると化学反応が起き、赤べこや白河だるま、三春駒などがあふれ出てくる様子を描いた。ずらりと並ぶ県内の民芸品に、東日本大震災から10年が経過した本県の魅力と元気を伝えたいという願いを託した。

 部長の吉田佳永さんは「みんなで協力して完成させた作品が受賞して安心した。福島の力強さが伝わればうれしい」と笑顔を見せた。

 福島西高の作品はデザイン科学科の3年生9人が制作した。一人称の視点から見える交差点や木々を細かい色使いで写実的に表現した。手に持った眼鏡を通して風景が色鮮やかなドット柄に変わっていく意匠に、新型コロナウイルスの影響下でも日々を前向きに生きる大切さを込めた。

 制作した新井田萌々さんは「作品を通して元気を与えたいと思いながら作った。評価を受けて驚いた」と喜んだ。