原発事故で変わった暮らし一冊に 福島・富岡から避難の宮嶋さん

2021/11/22 18:13

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出版されたエッセー集「いつだって、今ここから」を手にする宮嶋さん
出版されたエッセー集「いつだって、今ここから」を手にする宮嶋さん

 東京電力福島第一原発事故により、福島県富岡町からいわき市に避難している元歯科医師の宮嶋英子さん(66)のエッセー集「いつだって、今ここから」が文芸社から出版された。

 宮嶋さんは医師である父と元看護師の母の間に那覇市で生まれ、秋田市で育った。東北歯科大(現奥羽大)の同級生との結婚を機に、富岡町での生活が始まった。エッセー集では、自らの生い立ちをはじめ、原発事故発生前後で変わった暮らしぶりや物の見方、避難先で出会った人々への感謝の思いなどを135ページにまとめている。

 宮嶋さんは民報サロン第113期執筆者。本年度の県文学賞エッセー・ノンフィクション部門で「東日本大震災・原発避難 10年の軌跡」で準賞を受賞した。「震災と原発避難は人生の大きな転換点となった。エッセー集には、震災を含むこれまでの体験で得た教訓や気づきをつづった」と話している。価格は1320円(税込み)。問い合わせは同社へ。