会津身不知柿を宮家に献上へ 福島県会津若松市で柿の箱詰め作業

2021/11/24 21:14

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会津身不知柿を丁寧に和紙で包む職員
会津身不知柿を丁寧に和紙で包む職員

 天皇皇后両陛下や宮家に献上する会津身不知(みしらず)柿の箱詰め作業が24日、福島県会津若松市門田町の北御山集会所で行われた。25日に宮内庁に届けられる。

 箱詰めしたのは北御山生柿生産出荷組合の農家9軒が栽培して収穫し、焼酎で渋抜きした270個。会津木綿のエプロンを着用した県会津地方振興局の職員6人が、さらしで丁寧に磨き上げ和紙に包んだ後、6箱に分けて収めた。

 9、10月の日中の気温が高く、例年と比べ1週間ほど収穫時期が遅れたが、品質に影響はないという。大竹寛組合長は「今年も特有のとろみや甘さのある仕上がりとなった」と話していた。

 献上は幕末の会津藩主松平容保の孫勢津子さまが1928(昭和3)年に昭和天皇の弟秩父宮雍仁(やすひと)親王と結婚したのを祝って始まった。戦時中に中断したが戦後に再開され、毎年続いている。