コロナに負けない!福島の飲食店有志がNPO 商品開発第1弾はクラフトビール

2021/11/26 09:45

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福島県産の原料で生産したクラフトビール「スノーラビット」をPRする鈴木さん(左)と瀬戸さん
福島県産の原料で生産したクラフトビール「スノーラビット」をPRする鈴木さん(左)と瀬戸さん

 新型コロナウイルスの新規感染は落ち着きを見せているが、夜の街への人出は完全には戻っておらず、飲食業界の苦境が続く。福島市のバーや居酒屋など飲食店経営者の有志は生き残りを懸け、福島の食文化を発信するNPO法人フクシマギフターズを結成した。第1弾の企画として12月2日から、吾妻山の雪ウサギをイメージして開発したクラフトビール「SNOW RABBIT(スノーラビット)」を販売する。

 長いコロナ禍の雪解けを願って生産した。上面発酵のエールビールで華やかな香りと程よい苦みが特徴。雪兎の白をイメージした柔らかな口当たりに仕上げた。桑折町の半田銀山ブルワリーに委託して製造した。

 スノーラビットはフクシマギフターズのホームページ(https://www.fukushimagifters.com)などで販売するほか、市内の飲食店約十店舗で味わえる。瓶入りは330ミリリットル入りで1200円(税込み)。樽出しのドラフト250ミリリットル900円(同)は市内栄町の「路地バルLabo(ラボ)」でのみ提供する。

 クラフトビールの販売のほか、市内産の食材を使った6次化商品の開発、それらの商品を活用したイベント開催などに取り組む。今後、福島県産酒の酒粕を餌に混ぜて育てる銘柄鳥の生産やなども計画している。

 フクシマギフターズの鈴木幸治さんと瀬戸史弥さんは「福島の食、文化などを総合的に発信し、最終的には福島への移住・定住を増やすような活動を行っていきたい」と話している。